推拿は人間の身体の不調すべてに効果あり!
などというと、胡散臭く思われてしまうことでしょう。
しかし、実際に推拿の適応する症状はとても幅広く、それには理由があるのです。
推拿=中国整体と説明されることも多いので、誤解されがちなのですが、推拿は単なる整体ではありません。
もちろん通常の整体と同様に、捻挫や関節痛、肩こりや骨格矯正にも効果的ですが、推拿は多くの手技により、ツボを刺激し、患部に不必要な力を加えずに、施術を行います。
身体の機能を内部からも正常にしていくことにより、自然治癒力や免疫力を高め、健康を取り戻していくのが、推拿による治療です。
不調の現れている部位だけを見るのではなく、人間の身体を全体的にとらえた、根本的な治療で、健康な身体を目指しています。
推拿が効果的な意外な症状に「夜尿症」があります。いわゆる「おねしょ」と呼ばれているものですが、幼児であれば、たいていの場合は年齢と共に治まりますので、あまり心配はいりません。
誰でも幼い頃に、おねしょをしてしまった経験があると思います。
子供の年齢が上がっても、おねしょが治まらない場合は、段々と親も不安になります。
6歳を過ぎても頻繁におねしょをする子供の場合、夜尿症の疑いがあります。
おねしょの後始末の面倒さや、おねしょが治まらない不安から、親が子供を責めることは逆効果です。
ストレスも夜尿症の原因になりますし、子供自身が不安になり、自信を喪失することにも繋がります。
関節痛の治療に推拿の治療院を訪れていた高齢の婦人が、施術中の会話で、小学校に上がった、孫のおねしょが治らないことを心配しているという話をしたところ、推拿が夜尿症にも効果があることを知り、自分の関節痛治療の時に孫を連れて行くことにしました。
推拿は薬や器具を使わないので、普段は病院を怖がる孫も不安がることなく、治療を受けたそうです。
結果、おねしょをすることがなくなり、お嫁さんに感謝されたそうです。