推拿の治療院には、ぎっくり腰をはじめとする、腰痛の治療に訪れる人が多いのです。
腰痛といっても、人によってさまざまな原因や症状があります。
推拿治療では、その原因を正しくつきとめ、症状に応じた施術を行っていきます。
推拿は、特に腰痛に対し、劇的な効果のある治療法といわれています。
他の治療法では改善の見られなかった腰痛の患者が、推拿治療によって回復したというケースが、数多く報告されています。
実際に推拿発祥の国、中国では、腰痛患者の8割が推拿科で治療を行っているそうです。
重いものから軽いものまで、腰痛を経験した人は多いと思いますが、慢性化してしまうと治りにくいのが腰痛です。
痛みを感じる腰痛は比較的軽症で、正しく処置すれば回復も早いのですが、下半身が痺れたり、麻痺したりするような症状になると、重症の腰痛です。
また、腰痛をかばうように日常生活をしていると、身体の他の部分に負担がかかってしまいます。
腰は人体の要ですから、早急に正しい治療を受けたいものですね。
急性の腰椎捻挫のことを「ぎっくり腰」というのですが、ぎっくり腰は日常生活の中で、ある日突然襲ってきます。
重い物を持った時などに、ぎっくり腰になる場合もありますが、そういうケースだけではなく、日常の普通の動作の中でも、よく起こります。
突然襲うあまりの痛さに身動きも取れず、救急車を呼んでしまう人もいるくらいです。
適切な処置をすれば、1週間ほどで全快するのもぎっくり腰ですが、間違った処置をしてしまうと、酷く痛み、悪化してしまいます。
できることなら早急に、専門家の治療を受けることが望ましいです。
素人によるマッサージや、ストレッチなどの運動は、絶対に行ってはいけません。
また、ぎっくり腰は、炎症を起こしている状態なので、温めることもよくありません。
温めて血行を良くした方がいいと、素人判断で長湯をすると逆効果です。
ぎっくり腰になってしまったら、自宅でできることとしては、まず冷やすことです。