坐骨神経痛は、デスクワークの人に多く見られる症状です。
神経痛と聞くと、お年寄りのかかるものと思っている人もいるようですが、そんなことはありません。
若い人でも坐骨神経痛に悩んでいる人は多いのです。
坐骨神経痛は病名ではなく、坐骨神経がなんらかの原因で圧迫されることで生じる、神経痛の症状の総称です。
そのため、坐骨神経痛といっても、人により原因も表れる症状もさまざまです。
主にお尻、太腿の裏側、脛、ふくらはぎなどに症状が出ます。
お尻から太腿の裏側にかけて、軽く痺れるような違和感のある、軽い症状もあれば、腰や足に激痛が走る、重い症状もあります。
同じ坐骨神経痛と呼ばれていても、人によって症状が違うので、不安になる人も多いようです。
そのためネットなどで情報を集めて、素人判断でさらに不安になってしまう人もいるのです。
坐骨神経痛は、悪化してしまうと痛みのため歩行が困難になり、日常生活に大きな支障をきたします。
また、痛みをかばうようにしながら生活するようになってしまうので、身体の他の部分にも、トラブルが出る場合も多いのです。
坐骨神経痛を予防するために、普段から、デスクワークなどで同じ姿勢をとり続けなければならない人は、坐骨神経痛を予防するためのストレッチなども公開されていますので、日常的に実践すると良いでしょう。
坐骨神経痛は、患者によって原因が違うので、効果的な治療法も変わってきます。
運動不足が主な原因の場合は、ストレッチや軽い運動が効果的ですし、骨盤や背骨の歪みが原因の場合は、整体や推拿での矯正が効果的です。
推拿は、坐骨神経痛のように、原因や症状が人によって違う症状の治療に適しています。
推拿は手技によるマッサージ治療と、身体の歪みを強制する整体、身体の内部からバランスを整える、ツボ治療を同時に行うことができるからです。
推拿治療を受ける際は、確かな経験と技術を持った施術者のいる治療院を選びましょう。